MacでPython開発の準備

 2014/01/08追記

本記事ではEclipseを使用したPython開発環境の説明をしていますが、今はPyCharmを使っています。Community Editionは無償なのでこちらの使用を検討してください。

Download JetBrains Python IDE :: PyCharm

 

動機

自分が今までほとんど経験がないLLに触れてみようということと、『達人プログラマー』の毎年一つは新しい言語を学習しようというのに触発され、Pythonをやってみることにしました。

開発環境の準備

今回はMacで開発環境を準備するところから。Eclipseのインストールと、EclipsePython開発用のプラグインであるPyDevのインストールをします。

自環境はMac OS X 10. 7. 5です。

 

ざっくりと

Eclipse本体のダウンロード

Eclipseの日本語化

Aptana studio3をElipseにインストール

 

これでEclipsePythonの開発ができます。Python自体はMacにプリインストールされています。Aptana studio 3ですが、インストールすることでPyDevも一緒にインストールされます。詳しい手順は以下に記します。

 

 Eclipse本体のダウンロード

まずはEclispe公式からEclipse本体(4.2.2)をダウンロードします。

http://www.eclipse.org/downloads/

 解凍したEclipseは好きなフォルダに置いてかまいません。 

 

Eclipseの日本語化

Eclipse日本語化プラグインPleiadesをダウンロードします。下記URLからプラグイン・ダウンロードを選択します。

 
なお、Windowsで開発を行う場合はEclipsePleiadesをそれぞれを個別にダウンロードする必要はなく、PleiadesのサイトからAll in Oneを選べばよいはずです。
 DLしたファイルを解凍するとplugins, featuresのフォルダが中にあるので、それぞれの中身をEclipseのplugins, featuresの中にコピーします。
 

Pleiadesを適用する 

日本語化したEclipseを使うにはeclipse.iniを編集する必要があります。Eclipse.appを右クリックして「パッケージの内容を表示」を選択すると中が見られるので、Contents/MacOS/eclipse.ini を編集します。
 下記の1行を追加します。
 
-javaagent:../../../plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
 
Eclipseを起動してみると、日本語化が完了しています。
 

Aptana Studio 3のダウンロード

Aptana Studio 3にはPyDevが含まれているため、PyDevをあらためてインストールする必要はありません。(自分はAptana Studio 3より先にPyDevをインストールしてしまったため、PyDevを一度アンインストールするはめに・・・。)
 
下記URLでEclipse Plug-in Versionを選択します。
 するとページに下記のURLが表示されると思うので、このURLを使ってEclipseプラグインをインストールします。
Eclipseを起動 [ヘルプ - 新規ソフトウェアのインストール]
「作業対象」に上記のURLを入力します。
するとプラグインの一覧が表示されるのでガイダンスに従ってインストールを実施します。
 

f:id:enmtknt:20130629103430p:plain

 

Pythonのパスを設定

EclipsePythonのパスを設定します。
[Eclipse - 環境設定 - PyDev - インタープリター - Python インタープリター - 自動構成]

f:id:enmtknt:20130629103506p:plain

 
 
これでPythonの開発環境の準備が完了しました。
 

参考にした記事:

MacEclipsePleiades
 
EclipseとPydevでpython開発環境を整えてみる