アメリカで契約したAT&TのSIMを解約するために国際電話をかけた話

tl;dr

アメリカで契約した AT&T の SIM を解約するために、AT&Tのカスタマーサポートに国際電話をかけた。自身のアカウントを認証するために、氏名、電話番号、 SIM カードの No. が必要だった。

顚末

昨年 WWDC で渡米した際に現地で AT&T の SIM を契約した。しかし解除したと思われていた自動引き落としがキャンセルされておらず、毎月 4,500 円程度の引き落としが半年間かかっていた・・・。完全に自業自得で気づかないのもどうかしているが、そんなわけで慌ててキャンセル方法を調べた。Web で AT&T のアカウントを管理する仕組みがあるのだが、店舗で行った初回パスワードの設定に失敗しており、ログインすることができない。パスワードリセットの仕組みはあるものの、その方法は SIM に紐づく電話番号にショートメッセージで新しいパスワードを送信するというもの。つまりアメリカ国内でないとショートメッセージを受け取れない。詰んだ。困り果ててどうにか解約する方法を調べていたが、チャットを使ったオンラインサポートがあること、カスタマーサポートに電話をすれば解約できるはずということを Quora で教えてもらい、それぞれ試してみることにした。

チャット

国際電話を掛けるのはお金がかかるし英語でのやり取りがしんどそうだったので最初はチャットで問い合わせをすることにした。日本とアメリカの時差を調べて出勤前の時間にチャレンジした。ウインドウを開くとすぐに会話が始まり、氏名と電話番号からこちらのアカウントをチェックしてくれた。先に質問文を作っておいたこともあり、やりとりはスムーズだった。

こういうやつ http://i.imgur.com/FLkFD7v.png

しかし、プリペイドSIMについてはチャットサポートの対象ではないと言われてしまい、案内してもらった電話で直接話をすることになった。

カスタマーサービスとの電話

教えてもらった番号に電話をかけるとすぐに繋がった。日本の銀行などの窓口とほとんど変わらない。2, 3 分無機質な宣伝メッセージを聞いた後にオペレータと電話が繋がった。チャットの時と同じ質問を投げかけて自分の状況を伝えることはできたが、当該番号が自身のアカウントだと証明するのに四苦八苦した。対応は親切でこちらの拙い英語に根気強く付き合ってくれた。最終的に "successfully caceled" という言葉を聞いた時には安堵した。

終わりに

今回初めて電話越しに英語で会話したが、自分は電話口の英語が全然理解できないということが分かった。相手の表情や身振り手振りがないこと、相手がこちらが理解できているかを分からないので要件を繰り返し述べることしかできないことが原因なのかなと思う。こちらが言ったことが相手にちゃんと伝わっているのかどうかも分かりづらかった。 これを機に時間を作って英会話の練習もしたいと感じた。だいぶ高い授業料を払ったが良い経験になった。