iOSエンジニアがAndroidアプリ開発を勉強するためにやっていること

Android開発の勉強を始めてから2ヶ月ほどが経過した。 これまでにやったことを備忘のために残しておく。

実機を購入

なにはともあれ実機があった方がよい。シミュレータでも開発はできるが、起動に時間がかかり効率が良くない。また普段使いの端末がないとAndroidアプリのあるべき姿、手触り感も分からない。最初にまとまった金額を払うことで、途中で投げ出せないようにする効果も多少はあったように思う。同僚のAndroidエンジニアの意見を参考にしつつHuaweiのP10 Liteを購入した。

自分は格安simのmineoを通話なし3GBで契約していて、ランニングコストは月々1,000円弱。

Android Developers

分からないことがあれば公式ドキュメントを読み進めて調べることになる。勉強を初めて間もない頃にハマるような問題はここに正解が書いてある。

developer.android.com

Udemyのコースを受講

UdemyのThe Complete Android Kotlin Developer Courseというコースを受講した。Udemyは頻繁にセールを実施しているのでそのタイミングで購入するのが良い。最初に動画で勉強をするのは、費用面でも時間面でもコスパが良いと感じている。順を追ってコードを書きながら説明してくれるので、一人で本を読むより学習しやすい。コードを書きながら受講すれば、本を読んでいるだけではスルーしていた、自分が理解していない部分に気づけたりもする。

ただしこのコースは、講師の英語が自分にとっては聞きづらく、字幕も自動生成なのでけっこう厳しかった。そこは無料で見られる講義をちゃんと確認して、自分に合ったコースを購入するのが良さそう。

The Complete Android Kotlin Developer Course | Udemy

書籍

以下の書籍を読みながら写経した。Android SDKについて学びたかったので、Kotlin/Javaの言語の差異は現時点では気にせずに書籍を選んだ。というかKotlinで書かれた入門書は現時点では存在しないっぽい。来年以降はKotlinを前提とした書籍が出版されるはず。

またAndroidエンジニアの現場感を知りたくて、以下のような書籍も読んだ。一通りのキーワードをさらっておくことで、断片的だった知識が整理できたように思う。

黒帯エンジニアが教えるプロの技術 Android開発の教科書

黒帯エンジニアが教えるプロの技術 Android開発の教科書

Androidアプリ開発の極意 ~プロ品質を実現するための現場の知恵とテクニック

Androidアプリ開発の極意 ~プロ品質を実現するための現場の知恵とテクニック

コードリーディング、写経

最近はGoogleが公開しているサンプルリポジトリのコードリーディングと写経をしている。Udemyや入門書のコードから、いかにプロダクションレベルのコードを書けるレベルになれるかという課題感を持っているので、非常に参考になる。

github.com

github.com

これから

まだまだ読みたい本があるし、普通にプロダクションのコードも書いていきたい。来年はDroidKaigiに参加するので、今から面白い話が聞けるんではないかと、非常に楽しみ。

tatsu-zine.com

DroidKaigi 2018